徒   然
前割り用の水とロック用の氷
 焼酎の前割りの水やロック用の氷には、蔵元の仕込み水がほしいところだが、毎日のように使うので購入すると出費がかさんでしまう。そこで、わたしは、郊外の石清水を採取している。写真ではわかりづらいが岩の亀裂から清水が落ちてきているのをタンクに集めている。
 その水で氷をつくったり前割り用の水として使ったりしている。ロック用の氷は製氷器に四角四面の均一な氷では何となく味気ない。それで、1.8mlの牛乳パックに入れて氷をつくり、アイスピックでかち割り氷にして使っている。
 本当は関平鉱泉水と屋久島の水がほしいのだが、いろいろとネットで検索してみた。関平鉱泉水は「佐藤」の仕込み水や和水として使われており、「佐藤」のあのとろっとして滑らかな舌触りと水のくみ置きしたときに見える美しいブルーに魅せられ、手に入れたい。また、屋久島の水は「三岳」や「粋ふよう」の清涼感ある感じは仕込み水によるところは大きいと思うので、これもほしいのである。
 インターネットで屋久島の水を検索してみた。屋久島の水では、「屋久島縄文水」というものが販売されていた。これは超軟水で適しているようである。これは、購入してみたい。
 「屋久島縄文水」をネットで注文し、本日届いた。2リットル×6本で送料込みで1700円であった。早速、前割り用の水として使った。氷もこの水でつくってどんな味わいに変わるの変わらないのか試してみたい。
 この水で氷をつくり、ロックでいただいている。正直言って、自分で山から採取した水と違う味わいは感じないが、微妙にまろやかな気がする。「屋久島縄文水」を使っているという気分からくる、味わいなのだろうか。
焼酎のラベル
 焼酎に限らず日本酒などのラベルは多種多様である。当然だが1品ごとにデザインが異なっている。それぞれに個性や味わいがあって見ていても楽しい。このラベルを捨ててしまうのはもったいなく残念に思える。そこで、焼酎ラベルを剥がしてこのホームページに掲載している。
 さて、ラベルをきれいに剥がすには、一緒に風呂に入るのがいい。お湯につけてしばらくすると多くのラベルはうまく剥がれる。ここであせって無理をして剥がそうとすると、びりびりと破れてしまう。そのまま一晩付けておくと、自然と剥がれ落ちていることもある。
 そうやって多くのラベルを剥がしているのだが、それでも剥がれないものがある。それは、シール式のラベルである。このタイプはホームセンターでシール剥がしを買ってきて剥がしている。このシール剥がしを使っているがするっとは剥げない。少しずつカッターナイフでこさいで剥がしている。シール剥がしでも、お湯につけてもどうしても剥がすことができないラベルがあった。無理にカッターナイフでこさいではがそうとすると、ぼろぼろになってしう。もうこれは、どうしようもない。少々むかつきながら落胆するのである。ホームページにラベルが掲載されてないものが、うまく剥がすことができなかったものである。
 しかし、他人からは50を過ぎたおじさんが一升瓶を抱えて風呂に入る姿は、笑えるであろう。私は、至って真剣である。もう妻は、あきれて何も言わない。
 右の画像は焼酎好きな友人に差し出した年賀状である。3人ぐらいの友人にしか差し出さなかった。コンピュータ上でラベルを貼り合わせて壁紙風にしてみた。こんなことにまで活用して楽しんでいる。
焼酎の味わいなどの表現
 毎回様々な焼酎を飲み評価を記してるが、その味わいを正確に書き伝えるのは本当に難しい。焼酎1本1本にはそれぞれに、こくや甘み、香りがことなるので、当然、味わいを伝える文章はそれぞれ異なるはずである。だが、いざ、文章にすると適切な表現ができない。飲んでいるときは「旨っ」と杯を重ねて、実際に文章にしようとすると、「ええっと、甘い、アルコールのぴりぴり感があったぞ」ぐらいは覚えているが、それ以上のことが思い浮かばなかったり、どの評価でも同じような表現になったりしてしまう。自分の表現力のつたなさを思い知らされる。伝えたい気持ちはあるのだが、語彙のなさ、表現力の乏しさが如実に現れる。
 しかし、毎回この焼酎はどんな薫りでどんなこくで、どんなのどごしでといった具合に評価し続けるのも、結構、負担感を感じることがある。様々な焼酎に関するブログでもいろんな方が焼酎を評価なさってあるが、御苦労が多いことであろう。評価することに負担を感じるときは、何も考えずただ飲む。「旨っ」と杯を重ね、ほろ酔い気分となって、床に入るのである。
 まんがの「美味しんぼ」を読んでいると、様々な料理や飲み物の味わいを実に豊かに表現している。まだまだ修行が足りない。いろんな方の表現を参考にして、楽しみながら、自分なりの表現ができるようになりたいものだ。

 平成18年の夏に鹿児島に旅行に行ったときに「焼酎屋の前畑」さんに立ち寄った。前畑さんは、「日本侍士の会」の事務局をされており、店内には「侍士の門」を初め、「蔵番長」や「五番隊」等がたくさん段ボール箱で山積みしてあった。「ああ、さすが地元だ、たくさんあるな」と思い、店主の前畑さんに尋ねると「これは全て行き先が決まって売れません。予約がいります。今だと1年以上かかります。」と予約ノート見せながらわかりやすく説明してくださった。「地元でも、そんなに待たないと買えないのか」と驚きと落胆して、何も買わず宿に戻った。
  地元鹿児島の人も、侍士の会の焼酎を手に入れるに苦労しているようだ。私の住む福岡には、「日本侍士の会」の焼酎を取り扱う酒屋さんが幸い数件ある。いつでも購入できることはないが、入荷時期に見合わせて訪問すると予約なしで購入することができ、地元鹿児島より、たやすく入手できる。これと同じように「日本侍士の会」の焼酎 だけでなく、「佐藤」や「八幡」等も同じのようである。
日本侍士の会の焼酎
 はじめて、九州焼酎フェアーに足を運んだ。朝一番の来場であったので、そう混み合うこともなく、ゆっくりと各出店先の焼酎を確かめることができた。
 当日は、混雑を予想して早めに車で出かけた。その甲斐あって、会場の駐車場に余裕で駐車することができた。帰宅するときも、駐車スペースは空いていた。みんな試飲をするため、車での来場を控えていたのであろう。
 出店している蔵は、「村尾」や「森伊蔵」などの人気のある銘柄をもっている蔵本は、出店していない。もっとも、イベント会場で販売する数量もないであろうし、その必要性もないのであろう。もしかして、手に入りづらい焼酎が手に入れることができるかも知れないと期待して行ったが、期待していた蔵の出店はなかった。
 しかし、知らない蔵や初耳の銘柄など多数あった。各出店先には試飲ができるようになっており、来訪者があちこちの出店で試飲を楽しんでいるようであった。自分は車で来ていたので試飲しなかったが、車で来たことを少々後悔した。
 各出店を一通り確認して、「無濾過 金衛兵」と「維新館」という出店で、「八千代伝」と「金峰櫻井」の4号瓶を各1本ずつ購入した。というのも、2本買うと「魔王」をくじ引きで購入できるという特典が付いていたためである。これは別項で「魔王の入手」で記しいるので、その項を参照してほしい。
 さて、訪れた「焼酎維新館」では101酒類の焼酎をセットで30万円で販売していた、単純に考えても、1本3,000を切る値段である。その中には。「森伊蔵」「村尾」「魔王」も含まれていた。いったいどんな人が買うのであろうか。ちなみに私は、この101酒類の中で味わったことがあるのは、わずか13種ほどでった。
2007年九州焼酎フェアinヤフードーム
101酒類の焼酎のセット販売
ちょっと気分を変えて
 毎日、焼酎を飲んでいると、時には、少し浮気心が起きてくる。そんなときには、ビールや梅酒を楽しんでいる。梅酒は、写真の「角玉梅酒」を飲んでいる。この「角玉梅酒」は初めてアメリカに輸出された梅酒であるそうである。この「角玉梅酒」は、3年間貯蔵熟成した米焼酎をベースに新鮮な青梅を漬け込み1年間貯蔵熟成したもであるそうで、4年間の歳月をかけたこだわりの梅酒であるそうである。一升瓶を光に透かすと にごって見える。このにごりが梅の旨味とコクのある証だそうである。
 では、実際はどんな味わいであろうか。ロックで味わった。さわやかな梅の香りと梅のこくが口いっぱいに広がる。ベースが米焼酎なので、飲みやすい口当たりである甘さもどぎつい甘さでなく、自然な甘さで、もう一杯と重ねてしまう。    
ちょっと気分を変えて 2
 「角玉梅酒」を飲んでしまって、新たにこの「仙道梅酒」を購入した。米焼酎ベースの梅酒であり、産地は四国の高知である。 
 早速、ロックで味わってみた。「角玉梅酒」よりさっぱりしていて、甘さがより抑えられている。しかし、梅のさわやかな香りはこの「仙道梅酒」の方が強く感じる。また、梅の酸味が生かされている感じである。のどごしは、「角玉梅酒」はとっろっとした感じであったが、「仙道梅酒」はさらっとしている。味わいは、「仙道梅酒」は青梅のさわやかですっきりした味わいで、のどを通すとすっと消えていく。一方、「角玉梅酒」は、梅のさわやかな薫りを感じつつ、のどを通してもしばらく余韻が残る。「角玉梅酒」がとろっとまったりというキーワードで象徴されるなら、「仙道梅酒」はさらっとすっきりと表現される
 どちらも、そのよさがある。「角玉梅酒」疲れたときにちょっと一杯引っかけるととても疲れれを忘れさせるし、「仙道梅酒」というと、食欲がないときでもすっとのどを通すことができ、すっきりとした感じで、食前、食中にも最適であろう。
ふようの花が
 ふと気がつくと、自宅の敷地の隅の方に、ふようの花が咲いていた。背丈が1メートルも満たない大きさである。今日は9月23日、今頃咲く花だったのかとあらためて知るところとなった。どこからか種が飛んできて、自然に生えたものである。
 さて、この 「ふよう」、三岳酒造が造る「酔ふよう」のラベルにもなっている。どうして、この「ふよう」を銘柄の名にに選んだのかと、想像を膨らませる。「酔ふよう」の蔵出しの時期に、蔵の近くにたくさんのふようがさいていたんだろうか…勝手な想像である。
 「ふよう」の花言葉は、「優雅な美」である。なるほど「酔ふよう」も優雅ですっきりとした味わいであったことを思い出す。
ちょっと気分を変えて3
 また、梅酒を購入してしまった。というのも、妻と娘が梅酒を好きですぐになくなってしまうからだ。
 今回購入したのは、さつま五代で有名な山元酒造がつくる「芋焼酎造り五代梅酒」である。初めて芋焼酎を元にした梅酒を購入した。これまでは、米焼酎がベースであったので、その違いはどんなものであるか楽しみである。蔵本のホームページでの紹介では、「深みがあり、ほのかに残る芋の甘みと香りが特徴」と紹介している。

 早速、グラスにクラッシュアイスをたくさん入れ、ロックでいただいていみた。芋焼酎の香りがもっとするのかと思ったが、ほとんど感じることがなかった。芋焼酎嫌いの妻も口に含むと「おいしい」とつぶやいているのだから、芋の存在は梅の香りで消されている。口に含んだ感じは、「角玉梅酒」ほどまったり、とろっとした感じではなく、「仙道梅酒」ほどさっぱいりしておらず、酸味も強くない。ちょうどその間にあるように思われる。多くの方に親しまれ受け入れやすいものであろう。値段も720mlで1,240円で求めやすいものである。
 まだ、未成年の娘は「ああ、おいしい、梅酒。」とグラスを傾けていた。
前割り用の瓶と関平鉱泉水
 国分酒造から前割り用の瓶が発売されている。瓶には、目盛りが記してあり、5対5や5対6で割ることができるようにしてある。ちょうどアルコール度数33度の「いも麹芋3年貯蔵」を、和水をしようと思っていたので、購入した。前割り用の瓶のロゴが「いも麹芋」と「大正の一滴」の2種類あり、「いも麹芋」のロゴ入りの方を購入した。金額は税込み525円であった。
 早速、「いも麹芋3年貯蔵」を入れ、「関平鉱泉水」で和水した。和水用の水の「関平鉱泉水」もネットでいろいろ検索して、2リットルの10本で2,300円送料500円の計2,800円で購入した。
 前割り用なのだから、空になった4合瓶でもかまわないのだが、そこは、ムックとどうしようもない症状が出て、購入してしまった。どんな瓶でも味は、変わらないことは充分に承知している。
 梅酒も時折楽しんでいるので、梅酒をネットで調べるとこの「さつまの梅酒」のことを知った。あの「魔王」の蔵本である白玉醸造が造っている。とても人気があり、ネット市場では4,000〜5,000円で販売されていてる。
 この梅酒を購入できたのは、別項で紹介している「魔王」を購入したお酒屋さんに行って、「さつまの梅酒」はありますかと尋ねると、気持ちよく置くから1本出してくれた。値段は1,750円ととても安い値段であった。 

 「さつまの梅酒」はホワイトリカーをベースに厳選された梅をつけ込んで造られているそうである。どんな味わいなのだろうか。楽しみである。
 食前に味わってみた。ホワイトリカーを元にしているせいか、くせのないすっきりとして、さらっとした舌触りとのどごしである。梅のさわやかな香りは十分に広がってくる。多くの方に受け入れやすいものであろう。1,750円で楽しめるのなら、十分にお買い得感はある。
 同居をしている、実の母は梅酒が好きで、この「さつまの梅酒」を購入してすぐに味わわせてみると「おいしい、のみやすか」と嬉しそうに返してくれた。そこで、いつでも自由に飲んでいいからと伝えていた。それから三日ぐらい過ぎて、この「さつまのうめしゅ」を見るとずいぶんと減っていいるので、なにげに母に尋ねると、「昼間も飲みよう」とさりげなく答えた。
 このように、女性や刺激の強いものを好まない方に受け入れられやすく 飲みやすい味わいである。私的にはもう少しこの1本ならではという個性がほしいところである。
ちょっと気分をかえて4 「さつまのうめしゅ」
焼酎サーバー
 ここのところ焼酎サーバーに興味を持つようになってしまった。(平成19年4月に記す)焼酎サーバーで寝かすと、遠赤外線効果でアルコールのつんとくる感じがとれて、まろやかになるそうである。なぜ、陶器や磁器が遠赤外線を発し、まろやかにするのかといった小難しいことは知らないが、蔵本も甕で貯蔵していることを売りにしているからも確かなことなんであろう。
 そこで、サーバーを購入しようと思い、平成19年3月17日(日)に福岡市のマリンメッセ福岡での全国陶磁器フェアーに行った際に、サーバーはないかと探してみた。あるにはあったが、高い。3万円ぐらいする。もっとも、こんなところに出品している品は、どれもこだわりをもった手づくりで同じものがないものだから、このくらいの値はするのだろう。当然高すぎて手が出ない。
 もっと安いものはないかといろいろ調べてみた。実際に酒屋さんに展示してあるサーバーも検討してみた。おおよそ15,000前後で販売されている。これでも高い。リサイクルショップも数件回って探してみたが、見つからない。では、ネットで焼酎サーバーを検索してみた。すると、いくつかの企業がヒットする。どれも、容量1,8Lで12,000〜20,000ぐらいである。 まだ安いのはないかと、今度はネットオークションで検索してみた。すると、新品で未使用で安いのがある。2,500円ぐらいである。こう安いと逆に大丈夫かと不安になる。よく調べてみると、中国製である。しかし、陶磁器には代わりはない。不安な気持ちながら2,500円ぐらいならと、購入してしまったのである。
 発注して二日後には届いた。帰宅して玄関にどんと小包が置いてある。「お!届いているな」とわくわくする。まるで子供である。早速開封する。「うむ、ネットで掲載されていた写真通り!」と確認し、少々安心する。早速、仕事が休みの土曜日に水洗いをし、乾燥させた。それで、何を入れようかと思案したあげく、「富乃宝山」にした。「富の宝山」の香りが好みであるが、口に入れたとき少々アルコールのピリピリ感ががある。この感じがなくなれば一層おいしくなると思っていたからである。4月にサーバーに移したので5月頃に1度、試飲をしてみようと考えている。果たしてまろやかで飲みやすくなっているのであろうか。
  それから、数日後、連れ合いからあちらこちらの用件をすませるために、車に乗せていくように頼まれた。それで、用件をすませ帰宅途中に飲食店の方が御用達にくる食器や道具などを扱う会社の特売日に出会った。ちょっとのぞいてみることにした。すると、焼酎サーバーも特価で売りに出ている。これは、ネットオークションでも出ていた品である。ネットより安い。これは、「買わねば」と思い購入してしまった。
 これで、終わりではなかった。ネットオークションで、これはと思う一品があり、気になって仕方なく、購入しようか迷っていた。数日間、気になっていたオークションを見ていたが、誰も申し込んでいない。「えい。これでサーバー購入は最後!」と意を決し、最低落札価格で期限数分前に申し込む。無事、最低価格で落札する。それから2日後、またまた、我が家に小包が届いていた。
 仕事を終え、食事をとりながら小包を開封する。ゆっくり食事をとって開封すれば良いものだが、気になって仕方ないのである。そんな自分の姿を冷ややかに妻は見ているのであろう‥。「うむ、やっぱりこれはいい。萬古焼で味わいがある。買ってよかった。」とサーバーを愛でている自分がある。本当にもう病気である。
 右がネットで購入した 送料込みで3,625円で購入したもの。左が、販売店で2,415円で購入したものである。
 販売店で購入したサーバーには、お気に入りの「日南娘」を入れてみた。一層おいしくなることを期待しつつ、「とくとく」と音を立てながら期待を込めて移した。これも、どう味わいが変わっているのか楽しみである。 
 しかし、このサバーには落語ではないが落ちがある。安くてなかなか趣深い顔をもっていたが、どうも気のせいか、中に入れている薩摩茶屋が減ってきているのである。時々、飲んでいたので、この前飲んだから減っているのだろうと思っていた。そうこうしているうちにこのサーバーのことを忘れてしまい、久々にサーバのことに気づき、中を見ると「!!?えっ!」空っぽである。このサバーは漏れたりはしないが、通気性がよすぎるために、じわじわと蒸発してなくなってしまったのである。どおりで、このサーバーをおいてある部屋は、焼酎の薫りが強くするはずである。このサーバーは、ホームパーティーとかで、一気に飲んでしまうのにはよいが、長期保存、熟成には全く、適用できないものであった。「とほほ!」である。
 このサーバーは、6,800円で落札した。現品を手にして、同等の品を普通に購入したら15,000円は下らないだろうと思った。安い買い物をした。
 このサーバーには、マイナスイオン鉱石が付いていてる。それは、「天王石」と「トルマリン石」の2種である。この鉱石を入れることで、一層焼酎がまろやかになるそうである。送られてきた説明書には「二階堂」や「いいちこ」もイオン交換法を取り入れていると記していた。その効果は、24時間ではっきりと確認できると記されてあった。「本当かな」と半信半疑である。これは確かめなくてはと新たな意欲がわくのであった。 
 この萬古焼きのサーバーには、「薩摩茶屋」を入れてみることにする。一升瓶全てをサーバーに移さず、1合ほど瓶に残して、サーバーで寝かしたものと比べてみることにした。
秋の有田陶磁器まつりで…
 平成19年11月23日の勤労感謝の日から27日(火)にかけて、佐賀県の有田町で「秋の有田陶磁器まつり」が開催されると聞き、早速初日の23日(金)に有田町まで車で行ってみた。春に執り行われる有田の陶器市は有名で多くの人でごった返すのだが、秋の陶磁器祭りはそこまで知れ渡っておらず、ゆっくりと見て回ることができてた。
 この「秋の有田陶磁器まつり」は有田町の各箇所で同時に3割から5割引の販売をしている。私が時間をかけて見て回ったのは、有田陶磁の里プラザで有田焼を扱う25店舗が軒を並べるショッピングモールである。
 今回、陶磁器まつりに来た目的は、趣ある小鉢や中皿を購入するためであった。各店舗を順に見て回っていると、様々な焼酎グラスや焼酎サーバーが置いてあるではないか。本来の目的を忘れ、私の興味関心はいい焼酎グラスと安いサーバーはないかと探し回ることに変わってしまっていた。
 そうこうしているうちに、ある焼酎グラスが目にとっまた。このグラスは「香酒盃」といって、焼酎の香りがより一層立ち上るように、造形に工夫してあるものであった。写真で紹介しているように、普通の形のグラスと香酒盃のグラスに焼酎を入れ、香りをかいでその違いを体験できるようにしてあった。実際に香りをかいでみると、明らかに香酒盃の方が香りが立っていた。「ほしい!」また、始まってしまった。いろいろ見て回ったが、結局、「香酒盃」のグラスを購入した。
 左の図は、購入した「香酒盃」に一緒に入っていた説明図である。この絵図を見ると、香酒盃の特徴がよく分かるので、紹介しよう。
 購入したグラスは後日、「焼酎のグラス」の項でアップする
 さて、もう一つ興味を引いたサーバーだが、いくつかの店舗で展示してあった。展示してあるものの中には、ネットで見た覚えのあるものがいくつかあった。その中でも、ある店舗では税ゴミで6,800円で販売してあった。これは安い。結局、葡萄の絵柄が付いたものを購入してしまった。
 家に帰って、ネットで調べてみると11.000〜18.000円ぐらいで販売されていて、かなり安く購入できた。
 このサーバーには、前回失敗した「薩摩茶屋」を入れて寝かせてみようと考えている。(詳細は、上部記事を参照)幸い、「薩摩茶屋」の買い置きがあるので、試してみようと思う。
評価待ちの焼酎
 やっとこさで購入して、保管したままでこのホームページで紹介していない焼酎が何本かある。ずっと以前に入手して、評価していないものだ。評価が遅れる理由には、また、再度の入手できる見通しが立たず、開栓できずにいるものや在庫過剰で順番待ちのもものがある。
 では、入手の見通しが立たず開栓できない焼酎を紹介しよう。
 @森伊蔵 A越乃寒梅乙焼酎 B真鶴 C月の中 D田倉 E兼八 F栗東 などである。
森伊蔵は2本目が手に入ったらと思っているが、いつになることか。月の中・田倉・兼八は最近2本目を購入できたので開栓できる。米焼酎の越乃寒梅乙焼酎はもう2度目はないであろうから、気分が向いたら開栓したい。
  順番待ちの焼酎には、次のようなものがある。
 @酔十年 Aさつま寿 B園の露 C宝山綾紫 D宝山紅東 E宝山白豊 D黄色い椿
 F三段仕込み G宇佐 むぎ H佐藤 麦 I大和櫻 紅芋 J萬年無濾過大地の夢  K尽空 L金計佐
 近いうちに宝山の3種類の飲み比べをしようと思っている。そのときは、また、皆さんにこのホームページで紹介しよう。
麦焼酎飲み比べ
 日常は芋焼酎を味わっているが、時々、麦焼酎も楽しんでいる。今日は、代表的な麦焼酎、3種を飲み比べをしたので、紹介する。
 3種とは、麦焼酎では有名でプレミアが高くなかなか見かけることがない「兼八」と今年、佐藤酒造から新しくだされた「佐藤 麦」、もう一つは岩倉酒造場が造る「三段仕込み」である。
 まずは、「三段仕込み」から味わってみた。
香ばしく煙で燻されたような香りがする。3種の中では、一番甘さを抑えた感じで、ほろ苦い印象を受けた。 
 次に「兼八」を味わった。これもまた、麦の芳ばし香りと麦の自然な甘さを楽しめる。口触りもとても滑らかで、三つ中では一番優しく優美であった。
 最後に「佐藤 麦」を楽しんだ。3品の中では最も濃厚で香り高い。麦の香ばしい香りが口に入れると立ち上るようである。口に含むと少し荒々しい感じを覚えた。
 麦焼酎の芳ばしい香りは芋焼酎にはない魅力である。3品を代わる代わる飲んでいるとすっかりできあがってしまった。昨晩、ホームページにアップしようと思っていたのだが、不覚にも酔いが回り寝てしまって、朝になってのアップである。
 これらの麦焼酎の評価は後日、別項で詳しく記していこうと考えている。今後、魅力ある麦も味わってみたい。
 今日は宝山3シリーズを飲み比べようと、意気込んでいた。その前に、麦焼酎の「三段仕込み」を楽しんだ。「三段仕込み」は麦焼酎で芳ばしさがたまらない。三段仕込みを楽しんだあとで宝山3シリーズを楽しんだが、次第にいい気分になって、細かな味わいやこくを記憶することがおっくうとなり、「もう、いいや。考えずに飲もう」となってしまった。
 宝山3シリーズの比較は、いつになることか。
ある日の晩酌
新年会で飲んだ焼酎
 平成20年元旦に、嫁の実家で新年会を開いた。義理の父や義理の妹とその旦那も焼酎が好きで、数種類の焼酎を代わる代わる楽しんだ、義理の妹の旦那は東京都に在住で棚に並んでいる焼酎を見て、東京では考えられないとため息をついていた。まず球磨焼酎の「萬緑」、この焼酎は米焼酎で減圧蒸留である。飲み口はとても柔らかくフルーティーであった。米焼酎なので日本酒の吟醸香の味がした。次に飲んだのは芋焼酎の「妻」である。これは、私の好きな1本である。いつでも優しく控えめな華を感じる1本だ。その次に楽しんだのは「月の中」、これはすっきりとして雑味がなく何杯でもいける。義理の妹の旦那は「月の中」が最も好きだそうで、盃をかさねていた。東京の飲み屋では、1杯1200円は取るだろう、ここにあることが信じられないと羨ましそうであった。その次は、「池の鶴」これもまた、芋の味わいを堪能でき旨い。最後が「一升五百文」ここまでくると、だいぶ酔いが回って、味わいを覚えていない。その他に、日本酒の「緑川」のひれ酒も楽しんだ。
 おいしい旨い酒と肴と楽しい会話で、いい新年会であった。